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岡山のモモタロウ解体のブログ更新担当です!
この記事では、アスベスト(石綿)の特徴とレベル毎の違いについて詳しく解説していきます。
アスベスト(石綿)の特徴
アスベストとは別名「石綿」とも呼ばれる天然の鉱物繊維になります。熱や摩擦に強く防音性もあり、丈夫といった特性がありながら、値段が安く加工もしやすいため、「奇跡の鉱物」と呼ばれ、建築の現場で活躍してきたという歴史があります。
しかし、アスベストが原因となり健康被害を引き起こす可能性が指摘され、2006年にアスベスト含有率が0.1%を超える製品の使用が全面的に禁止となりました。
アスベスト(石綿)による健康被害について
アスベストは、それ自体に毒性のようなものがあるわけでは無いのですが、繊維自体が非常に軽く空気中に浮かびやすいという性質があります。また、細く鋭い形をしているため、吸い込んでしまうと肺胞に刺さったままの状態になってしまいます。
アスベストは、長い期間にわたって吸い込み続けてしまうと肺がんや悪性中皮腫といった病気を引き起こす可能性があります。これらの病気の潜伏期間は15年〜40年と非常に長く、症状が出始めてもアスベストが原因かどうかの区別がつきにくいという問題もあります。
アスベスト(石綿)のレベル毎の違い
アスベストは発じん性と呼ばれる飛散のしやすさによってレベル1〜レベル3に分けられます。発じん性が最も高いのがレベル1で最も低いのがレベル3となります。ここでは、レベル毎の説明を簡潔にしていきます。
レベル1
発じん性が最も高いアスベストレベル1に該当する建材は「石綿含有吹付け材」になります。アスベストの含有率が非常に高く、解体を行う際には粉塵が飛散しないように適切な対処をすることが求められます。
主に立体駐車場やボイラー室の天井、エレベーター周りなどに使用されているケースが多いです。
レベル2
レベル1に次いで発じん性が高いアスベストレベル2は、アスベストを含んだ耐火被覆材や断熱材などが対象となります。
レベル2に該当する建材は、建物の柱や梁、機械室の配管やダクトなどで使用されているケースが多いです。基本的にレベル1と同程度のアスベスト除去作業が必要となります。
レベル3
発じん性が最も低いアスベストレベル3は、レベル1とレベル2に該当しないアスベスト含有建材が対象となります。ビニール床のタイルや建物の屋根・外壁材に使われていることが多いです。
アスベストが含まれているため、慎重な作業は必要となりますが、レベル1やレベル2と比較すると飛散リスクが低いため、対策は少し簡易的なものになります。
まとめ
アスベスト(石綿)は、以前は「奇跡の鉱物」とも呼ばれ、数多くの建築現場で活躍してきましたが、肺がんや悪性中皮腫といった病気を引き起こす可能性があり、2006年から使用が禁止されました。
アスベストは発じん性の高さでレベル1〜レベル3に分けられ、特に発じん性の高いレベル1では慎重な作業と適切な対策が必須となります。
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