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岡山のモモタロウ解体のブログ更新担当です!
この記事では、人工的に作られた鉱物繊維である「ロックウール」と天然の鉱物繊維である「アスベスト」を見分ける方法について詳しく解説していきます。建物の解体工事を行う際に、見た目がよく似ているロックウールとアスベストをどうやって見分ければいいのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 指で擦る
まずは指で擦る方法があります。物質を手のひらにのせて指で擦ると、ロックウールは粉々に砕けます。一方、アスベストは指で擦っても形が崩れず、繊維状のまま残る特徴があります。指で擦ったときの状態によって、ロックウールかアスベストかを見分けられるでしょう。
2. 顕微鏡を使う
次に顕微鏡を使って見分ける方法があります。顕微鏡で見たとき、ロックウールは繊維の直径が太いため、棒状に見えます。しかし、アスベストは繊維の直径が極めて細いので、繊維が束のようにまとまって見えます。顕微鏡で見ると、ロックウールとアスベストのそれぞれの違いがわかるでしょう。
3. 酸を使う
ロックウールとアスベストは、お酢を使って見分けることもできます。ロックウールは酸に溶ける性質があるため、お酢(酢酸)をかけると溶けます。一方、アスベストは酸に強い性質があるのでお酢を吸収しても溶けず、ゲル状に変化します。
4. X線回折法を使う
X線回折(かいせつ)法を使って、ロックウールとアスベストを見分ける方法もあります。X線回折法とは、物質にX線を当ててX線がどのような反応をするかによって、物質の結晶構造を調べる方法です。ロックウールは非晶質(ひしょうしつ)と呼ばれる結晶ではない物質のため、X線を当てても反応しません。しかし、結晶質であるアスベストは、X線を当てた際にアスベスト固有の反応が現れます。X線回折法は、ロックウールとアスベストを見分けるための有効な方法です。
まとめ
見た目がよく似ているロックウールとアスベストですが、この記事で紹介した「指で擦る」「顕微鏡を使う」「酸を使う」「X線回折法を使う」の4つの方法で見分けることができます。しかし、4つの方法のなかでも指で擦ったり、お酢をかけたりする方法は簡易的な判断方法になりますので、建物の解体工事を行う際は適切な資格とノウハウを持った専門業者に調査を依頼することが大切です。また、人がアスベストを吸い込むと肺の病気を引き起こすリスクがあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
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