
岡山にお住まいの皆様こんにちは!
岡山のモモタロウ解体のブログ更新担当です!
アスベストとよく比較されるロックウールですが、どういったものなのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「ロックウール」と「アスベスト」の違いについて詳しく解説していきます。
アスベストとは?
アスベストは自然に存在する鉱物の一種で、耐火性や耐熱性、防音性、吸湿・吸水性などに優れているのに費用が安いということから数多くの建築現場で重宝されてきた素材になります。
ロックウールとは?
ロックウールは、人工的に作られた鉱物繊維のことで、繊維の直径は3~6マイクロメートル程度となっています。アスベストと同じく断熱材として建築の現場で使用されることが多いです。
ロックウールとアスベストの違い
ロックウールとアスベストの違いについて、構造・健康への影響、法規制の3つの観点で解説していきます。
構造の違い
アスベストは直径が小さい針が束になったような形をしており、ロックウールは直径が太く束にはなっていません。また、アスベストは指で擦っても砕けることなく繊維状のままであるのに対し、ロックウールは指で擦ると粉々になってしまいます。
健康への影響の違い
ロックウールは体内に入っても吸収され時間が経てば排出されますが、アスベストは肺などに刺さった状態のままで体外に排出されることがありません。また、ロックウールは直径が大きいため呼吸器系に入りにくいですが、アスベストは直径が小さいため呼吸器系に入りやすいとされています。
そのため、アスベストを長期間にわたって吸引し続けてしまうと、将来的に石綿肺や悪性中皮腫といった病気を引き起こしてしまう可能性があるのです。
法規制の違い
ロックウールは現時点で特に法律で使用が禁止されているといったことはありません。一方のアスベストは健康被害への懸念から、2006年の9月より製造や使用が全面的に禁止されています。また、最近では解体工事を行う際にアスベストが含まれているかの事前調査が義務化されたり、2023年10月からはアスベストの調査は適切な資格を持っている人しかできなくなるなど、アスベストに関する法規制は年々厳しくなってきています。
まとめ
ロックウールとアスベストはどちらも建築の現場で使用されることが多いです。ロックウールが人工的に作られているのに対し、アスベストは自然に存在する鉱物繊維になります。アスベストの方がより細く針のような形状をしており、吸い込んでしまうと肺などに刺さってしまい病気を引き起こす原因となるため、現在では製造や使用は全面的に禁止されています。
アスベストの法規制はどんどん厳しくなってきているため、アスベストを含む建物の解体を検討している場合は資格をきちんと保有した業者に依頼をするようにしましょう。
岡山の解体工事なら岡山県下で安さNo.1を目指し、年間300件以上の工事を手掛けているモモタロウ解体にお任せください!
モモタロウ解体では、一般家屋からビルやマンションの建物・内装の解体、残置物の撤去、整地、アスベストの調査除去まで、すべての作業をワンストップで行っています。
お電話やお問い合わせフォームからの無料相談・お見積もりも受付中ですので、解体工事を検討している方はぜひお気軽にご連絡ください!