
岡山にお住まいの皆様こんにちは!
岡山のモモタロウ解体のブログ更新担当です!
この記事では、アスベストの調査を行う際の流れや調査方法について詳しく解説していきます。アスベストの調査を含む解体工事を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
専門業者への依頼
アスベストの調査は専門の資格を持っている業者が行うことが義務付けられています。そのため、資格を持っている専門業者を探して依頼をするようにしましょう。解体工事を検討している場合は、調査から解体まで一貫して行ってくれる業者に依頼することで、作業をスムーズに進めることができるのでおすすめです。
依頼する業者を決める際には複数業者に見積もり依頼をして、費用や調査方法を比較しながら決めるようにしましょう。
書面調査
依頼する業者が決まったら、次に書面調査に移っていきます。建物の設計図や仕様書などの情報をもとに、アスベストが使用されているかの判断を行っていきます。また、建物の管理者や過去に担当した業者からヒアリングを行っていくこともあります。
目視・現地調査
設計図などの情報をもとに、アスベストが使用されているかの予想を立てることは可能ですが、改修工事が行われている可能性や図面の間違いなどがある可能性も考慮して、現地に行って実際に目で見てアスベストが使用されているかの判断を行うことが必要になります。
現地調査で設計図等との相違点がないかを確認した上で、使われている建材と石綿含有建材データベースの情報を照合し、アスベストが含まれているかの判断を行っていきます。
検体を採取しての分析調査
書面調査と目視調査を行った上で、アスベストの使用有無が判断できない場合は、検体を採取して分析調査を行いアスベストの有無をチェックしていきます。アスベストの分析調査には「定性分析」と「定量分析」の2種類があり、基本的にアスベストが含まれているかの判断は「定性分析」によって行われます。「定量分析」はアスベストが含まれていると判断された場合に、さらにどれくらいの量が含まれているかを調べる際に行われます。
報告書の作成・提出
アスベストの調査結果に関しては、以下に該当する場合は報告書を作成して、都道府県と労働基準監督署に提出することが義務付けられています。
- 解体部分の延べ床面積が80㎡以上の建築物の解体工事
- 請負金額が税込100万円以上の建築物の改修工事
- 請負金額が税込100万円以上の特定の工作物の解体または改修工事
- 総トン数が 20トン以上の船舶(鋼製のものに限る)の解体又は改修工事
原則として調査結果の報告は「石原事前調査結果報告システム」という専用の電子システムを使用して行われます。都道府県と労働基準監督署に同時に報告できるのは業者にとって大きなメリットと言えます。
まとめ
アスベストの調査は、まず書面調査と現地調査でアスベストの使用有無をチェックし、それでも判断が難しい場合は分析調査を行うという手順になります。最終的にアスベストが含まれているかの判断ができたら調査結果の報告書を作成して都道府県と労働基準監督署に提出を行います。
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