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地中埋設物とは?解体工事で発見!対処法と費用【岡山】

  • 2024.06.22
    • 解体ブログ

岡山・倉敷のみなさん、こんにちは!
モモタロウ解体のブログ担当です!
この記事を訪れてくださりありがとうございます。
解体工事を進める際に「地中埋設物」が問題になることは少なくありません。
この記事では、地中埋設物に関するさまざまな情報をお伝えし、読者の疑問や悩みを解決します。
解体工事を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

地中埋設物とは?

解体工事を行う際、地中から予期しない物体や構造物が発見されることがあります。
これらの地中埋設物は工事の進行を妨げるだけでなく、追加費用スケジュールの遅延を引き起こす可能性があります。
最初に、解体工事でよく見られる地中埋設物について詳しく説明します。

地中埋設物とは?解体工事で発見!2

旧基礎

過去の建物の基礎部分が地中に残されていることがあります。
コンクリートや石材でできています。
これらはしばしば地中に残され、解体工事中に発見されることが多いです。
旧基礎が残っていると新しい建物の基礎工事を妨げるため、撤去が必要です。

配管・ケーブル

古い水道管、ガス管、電気ケーブルなどが地中に埋まっていることがあります。
これらは、古いインフラストラクチャーの一部であり、現在は使用されていない場合が多いです。
しかし、発見されると新しい配管工事や電気工事の障害となります。

廃棄物

解体時に廃棄物が地中に埋められていることがあります。
これは建設廃材やゴミ、さらには有害物質を含む場合もあり、撤去が必要です。

地中タンク

過去に燃料や化学物質を貯蔵していた地下タンクが残されていることがあります。
これらのタンクは、環境汚染のリスクを伴うため、適切な処理が必要です。

旧井戸や貯水槽

古い井戸や貯水槽も地中に埋設されていることがあります。
これらは、水質汚染のリスクや工事の障害となることがあります。

古い基礎杭

建物の基礎を支えるために打ち込まれた基礎杭が地中に残っていることがあります。
また、取り除くのが困難で費用がかかる場合があります。

地中埋設物を撤去する理由

解体工事や建設プロジェクトを進める際に、地中埋設物を撤去することは重要なステップです。
地中に残された埋設物は、様々な問題やリスクを引き起こす可能性があるため、その撤去が必要とされます。次に、地中埋設物を撤去する主な理由を詳しく説明します。

新しい建設の障害を防ぐ

地中埋設物は新しい建物の基礎工事やインフラの整備を妨げる可能性があります。
特に旧基礎や配管、ケーブルなどは、新しい建設計画を進める上で物理的な障害となります。

安全性の確保

地中に残されたタンクや有害廃棄物などは、爆発や環境汚染のリスクを伴います。
これらの埋設物が原因で工事中に事故が発生する可能性があります。
そのため、安全性を確保するために撤去が必要です。

環境保護

有害物質や汚染物質を含む埋設物は、土壌や地下水を汚染するリスクがあります。
環境保護の観点から、これらの物質を適切に撤去し処理することが重要です。

法令遵守

建設や解体に関する法令には、地中埋設物の適切な処理を義務付けるものがあります。
法令に従わない場合、罰則や法的トラブルに発展する可能性があるため、撤去が必要です。

土地利用の最適化

埋設物を撤去することで、土地の利用価値が向上します。
地中に障害物がない状態での土地は、新たな建設や開発計画をスムーズに進めることができます。

コスト管理

埋設物が残されたままでは、後々の工事や土地利用時に予期せぬ費用が発生するリスクがあります。
初期段階で埋設物を撤去することで、長期的なコストを抑えることができます。

地中埋設物の撤去は、安全性、環境保護、法令遵守、土地利用の最適化、そしてコスト管理の観点から重要です。また、安全かつ効率的に埋設物を撤去することで、プロジェクトの成功を確保できます。

地中埋設物の調査方法:事前調査の重要性

解体工事において、地中埋設物の存在を事前に把握することは非常に重要です。
これによって、予期しないトラブルを避け、工事のスムーズな進行を確保することができます。
次に、地中埋設物の調査方法と事前調査の重要性について詳しく説明します。

地中埋設物の主な調査方法

地歴調査(ヒストリカルリサーチ)

土地の過去の利用状況建物の歴史を調査する方法です。
埋設物の存在可能性を予測するための情報収集が行われます。
古い地図や過去の建築図面、土地利用記録を調査することで、埋設物の存在を事前に把握できます。

試掘調査(トライアルディギング)

実際に土地の一部を掘り起こして埋設物を確認する方法です。
直接的な確認により、埋設物の有無とその種類を把握することができます。
特定の箇所を掘り、旧基礎や配管の存在を確認します。

地中レーダー調査(GPR: Ground Penetrating Radar)

地中レーダーを使用して地中の構造物を非破壊で探査する方法です。
広範囲の埋設物を効率的に検出し、位置と深さを特定します。
次に、レーダー装置を地表に移動させてデータを収集し、解析します。

ボーリング調査(Drilling Survey)

ドリルを使って地中に穴を開け、土壌や埋設物のサンプルを採取する方法です。
これによって、地層構造や埋設物の詳細情報を得ることができます。
複数の箇所でボーリングを行い、埋設物の有無を確認します。

事前調査の重要性

工期の短縮とコスト削減
事前に埋設物の有無を把握することで、工事計画を正確に立てられます。
これによって、工期の短縮と予算内での工事完了が可能となります。

具体例:試掘調査で旧基礎の存在を確認し、必要な撤去作業を計画に組み込む。

安全性の確保
有害物質を含む埋設物を事前に発見することで、適切な処理方法を準備し、作業員や周囲の安全を守ることができます。

 具体例:地中タンクの存在を地中レーダーで確認し、専門業者に撤去を依頼する。

法令遵守
事前調査により、法令に従った適切な対応を準備することで、違法行為や罰則を回避できます。

具体例:有害廃棄物の埋設が確認された場合、適切な処理を行い、法令に基づいた報告を行う。

周辺環境への配慮
埋設物の処理が適切に行われることで、環境汚染や近隣住民への影響を最小限に抑えることができます。

具体例:古い配管からの漏れを防ぐため、事前に撤去計画を策定する。

地中埋設物の事前調査は、解体工事を円滑に進めるために欠かせないステップです。
適切な調査方法を用いることで、予期しないトラブルを回避し、安全かつ効率的な工事を実現できます。解体工事を計画する際には、事前調査を徹底し、万全の準備を整えることが成功の鍵となります。

地中埋設物が発見された場合の対応方法

解体工事中に地中埋設物が発見された場合、適切な対応を行うことが工事の安全性と効率を確保するために重要です。次に、地中埋設物が発見された際の具体的な対応方法を説明します。

地中埋設物とは?解体工事で発見!3

専門業者への依頼

発見された埋設物の種類に応じて、専門の処理業者に対応を依頼します。
また、地下タンクや有害廃棄物の場合は、特別な資格を持つ業者に処理を依頼する必要があります。
必要に応じて、業者と現場で打ち合わせを行い、適切な処理方法を決定します。

法令遵守と適切な処理

埋設物が有害物質を含む場合や、特別な廃棄物である場合は、関連する法令に従って処理します。
有害廃棄物の場合、廃棄物処理法や土壌汚染対策法などが関連します。
埋設物の種類と状態を詳細に記録し、必要な申請や報告を行います。
さらに、法令に基づいた処理方法を専門業者と協議し、適切な処理を実施します。

安全対策の強化

発見された埋設物が危険なものである場合、作業員や周囲の安全を確保するための対策を講じます。
例えば、作業エリアの隔離や、保護具の使用などが含まれます。
埋設物の状況を評価し、必要な安全対策を計画します。
作業員に対して、発見された埋設物のリスクと対応方法について説明します。

費用とスケジュールの再評価

埋設物の処理にかかる費用と時間を見積もり、工事の総コストとスケジュールを再評価します。
予期しない追加費用や工期の延長が発生する可能性を考慮します。
次に、埋設物の処理に関する見積もりを専門業者から取得し、予算に反映させます。
工事スケジュールを再調整し、関係者に周知します。

記録と報告

発見された埋設物とその対応方法について、詳細な記録を残します。
また、必要に応じて、関係当局や施主に報告を行います。
埋設物の発見場所、種類、対応方法を写真や文書で記録します。
そして、関係者への報告書を作成し、適切に提出します。

地中埋設物の発見は解体工事において避けられないこともありますが、適切な対応を行うことで工事の安全性と効率を確保できます。
専門業者への依頼、法令遵守、安全対策の強化、費用とスケジュールの再評価、記録と報告を徹底することで、予期しないトラブルを最小限に抑えることが可能です。

地中埋設物の撤去費用相場

地中埋設物の撤去費用は、その種類や状態、撤去方法によって大きく異なります。
最後に、主要な地中埋設物の種類ごとの撤去費用相場を示します。

種類撤去費用相場
旧基礎10,000円〜30,000円/㎥
配管・ケーブル5,000円〜15,000円/m
廃棄物20,000円〜50,000円/㎥(有害物質の場合は別途費用が発生)
地中タンク100,000円〜500,000円/基
旧井戸・貯水槽50,000円〜200,000円/基
古い基礎杭30,000円〜100,000円/本

撤去費用に影響する要因

埋設物の種類と量
種類や量が増えるほど費用が高くなります。

作業環境
アクセスのしやすさや作業スペースの広さも費用に影響します。

地域の相場
地域ごとに労働費用や処理費用の相場が異なります。

法令遵守と環境対策
有害物質を含む埋設物の場合、法令遵守や環境対策にかかる費用が加算されます。

地中埋設物の撤去費用は、さまざまな要因によって異なります。
正確な費用を把握するためには、事前に詳細な調査を行い、専門業者からの見積もりを取得することが重要です。これによって、予期しない追加費用を避け、予算内での適切な撤去作業が可能となります。

まとめ

解体工事における地中埋設物の取り扱いは、安全性と効率を確保するために極めて重要です。

事前に地中埋設物の調査を行い、発見された場合は適切な対応を行うことで、工期の遅延や追加費用を最小限に抑えることができます。

適切な調査と計画を立て、安全かつ効率的に埋設物を撤去することで、プロジェクトの成功を確保できます。

岡山で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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